認知行動療法(第1章)

TM (@user_kxev6b613squ)

今学期は、心理カウンセリング序説と共に認知行動療法も履修しています。通信指導に間に合うように、学習を着手します📖

認知行動療法(CBT)

認知行動療法は、精神的な問題やストレスを抱える人の認知・行動パターンを、否定的な非機能的・非合理的なものから適応的なものへと変化させることで問題を軽減する心理療法。認知療法と行動療法の理論や技法が統合されて成立した。

行動療法から統合の変遷

  • 行動療法の出現(1950年代初期〜): 古典的条件づけ(パヴロフ)やオペラント条件づけ(スキナー)などの学習理論を基礎として生じた。問題行動や感情は不適切な条件づけによる学習の結果ととらえ、適切な反応の再学習を目指した。(代表例:ウォルピの系統的脱感作法)
  • 認知療法の出現(1950年代後半〜): 行動療法では成果が出にくかったうつ症状等へのアプローチとして関心が高まった。ストア派哲学(エピクテトス)の「人々は物事それ自体ではなく物事に対する見方によって悩まされる」という思想を背景に、エリスやベックらの認知理論が登場した。
  • CBTの成立(1970年代〜): パニック症状治療の進展や科学的エビデンスに基づく研究の集積により、行動手法と認知手法が統合・確立された治療体系となった。

三大認知療法(主要な3つの心理療法)

  • 論理情動行動療法(REBT): エリスが創始した。出来事、信念、結果を示すABCモデルに基づき、非合理な信念(「〜すべき」という思い込み等)を合理的信念へ修正する。
  • 認知療法(CT): ベックが創始した。自動思考や認知の歪み、スキーマ(核となる信念)に着目し、ソクラテス式質問法などを通じて現実的で適応的な考えへの置き換えを図る。
  • ストレス免疫訓練(SIT): マイケンバウムが開発した。概念教育、技術習得とリハーサル、応用と実践の3段階でストレス管理やコーピングスキルを習得させる。

第三の潮流(第3世代)

1998年頃より、マインドフルネスや受容を取り入れた「第三の潮流」が登場した。従来の「認知や行動をコントロールする」アプローチに対し、「コントロールを手放す」視点も盛り込まれている。

コメント

まだコメントはありません。

ログインするとコメントできます。